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私の初恋

 私か母のクリームを使いはじめたのは、12歳のころからでした。そして、今や私はエリオット女学校を卒業しようという年齢に達していましたので、初めて母のすてきなメイクアップ化粧品を使って、母にお化粧をしてもらいました。初めてリップスティックやマスカラー、口紅、メイクアップを使ってみたところ、母は、「これからはいつも使うといいわ、それも17歳になったばかりの若い娘なのだからできるだけ自然な感じが出るように使うべきね」と私にアドバイスしてくれました。

 私自身、突然成熟した女性になったような気がしましたし、人からもそう思われるようになりました。私は若い男性に対して、今まで以上に注意を払うようになり、そして彼らも私を注目するようになりました。

 そうこうしているうちに、私はすてきな少年と恋に陥りました。彼の家族は、アメリカでもとびきり大きな、大評判のチェーンストア“J・Cペニーストアーズ”を経営していました。私たちは、18歳になったら結婚しようと約束していました。ところが、それはついに実現しませんでした。というのも、彼が交通事故で死んでしまったからなのです。私の初恋は、自動車によってはかなくも打ち砕かれ、悲嘆にくれる日々が続きました。

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